オンラインカジノのスロットには様々な魅力があるため、結果的にギャンブル依存症を引き起こす恐れがあります。
決してオンラインカジノのスロットで遊ぶこと自体を否定しているわけではありませんが、ギャンブル依存症の危険性がある以上、ある程度の対策を施す必要があります。
多くの方はギャンブル依存症に対して軽視している傾向にありますが、ギャンブル依存症はWHOも認めているれっきとした病気であり、今世界中で問題になっています。
そこで今回の記事では、どうしてオンラインカジノのスロットがギャンブル依存症を引き起こす恐れがあるのか?どうしたらギャンブル依存症を防げるのか?について詳しく解説していきます。
一攫千金も夢じゃないジャックポット
オンラインカジノのスロットには、フリースピンやコインウィンなど様々なボーナスを搭載していますが、その中でも強烈なのがジャックポットです。
ジャックポットにもいくつかの種類がありますが、最も爆発力のあるのがプログレッシブジャックポットと呼ばれるタイプです。
最高位のプログレッシブジャックポットの当選確率は天文学的数値ですが、運良く引き当てられれば一瞬にして数千数億円というお金を得ることができます。
これがオンラインカジノのスロット最大の魅力ではありますが、逆に一攫千金という夢を追いかけ、その結果ギャンブル依存症を引き起こす恐れがあります。
パチスロよりも圧倒的に高いペイアウト率
オンラインカジノのスロットと日本のパチスロは、同じ「スロ」ではありますが、似ていて全く異なるギャンブルです。
パチスロには厳しい規制がありますが、オンラインカジノのスロットにはパチスロほどの規制はありません。
その中で最も注目したいのがペイアウト率です。
ペイアウト率とは、還元率や払戻率などとも呼ばれ、賭け金額に対していくら払い戻されるのかの目安を数値化したものです。
100%に近ければ近いほど勝ちやすく、逆に数字が低ければ負けやすくなります。
パチスロのペイアウト率は設定によって多少の違いはありますが、概ね80%前後です。
それに比べてオンラインカジノのスロットは平均95~97%にもなり、中には99%という驚異的なペイアウト率を誇るタイプもあります。
このペイアウト率の高さがギャンブル依存症を引き起こす原因にもなるのです。
射幸心を煽るド迫力な演出
日本のギャンブルでは「射幸心を煽ってはいけない」「射幸心を煽る演出や宣伝をしてはいけない」など、とにかく射幸心が問題視されています。
これはギャンブルに限らずプライズゲームや投資などでも問題視され、各業界で厳しい規制があります。
その理由はギャンブル依存症対策であり、ギャンブルにハマり過ぎるのを防ぐことです。
しかしオンラインカジノのスロットは海外の企業が運営するギャンブルであるため、日本の規制や常識は一切通用しません。
逆に射幸心を煽るド迫力な演出を組み込んだり、オンラインカジノのスロットを対象としたイベントやプロモーションを大々的に展開しています。
つまりギャンブル依存症を引き起こしやすい状況を運営側が作り上げているわけです。
ギャンブル依存症を防ぐ効果的な方法
ここまででオンラインカジノのスロットにはギャンブル依存症を引き起こしやすい要素がたくさんあることをご理解いただけたかと思います。
だからこそオンラインカジノのスロットで遊ぶ場合には、ギャンブル依存症を防ぐ効果的な対策方法を知っておく必要があります。
入金する際にクレジットカードを使わない、他に趣味を持つなど色々とありますが、やはりオンラインカジノが提供する自己規制機能がおすすめです。
自分自身で入金限度額やログイン回数などを設定可能で、さらに自己規制機能の有効期間も自由に設定することができます。
つまり強制的にスロットで遊べなくする、オンラインカジノ自体へアクセスできなくするなどにより、ギャンブル依存症対策に繋がるわけです。
まとめ
今回は、ギャンブル依存症を引き起こす恐れのあるオンラインカジノのスロットと題し、どうしてスロットがギャンブル依存症を引き起こしやすいのか、またどうしたら対策できるのかなどを詳しく解説させていただきました。
オンラインカジノのスロットには驚異的な爆発力があり、また射幸心煽りまくりのド派手な演出も魅力的です。
しかしどれだけ楽しく夢のあるオンラインカジノのスロットであっても、ギャンブル依存症を引き起こしてしまったら元も子もありません。
ギャンブル依存症には人生を大きく変えてしまうほどの悪影響があります。
自分自身だけではなく家族や友人、同僚、知人など、様々な周囲の人をトラブルに巻き込んでしまう恐れがあるため、ギャンブル依存症対策は必要不可欠です。
オンラインカジノに付帯されている自己規制機能を有意義に使い、ギャンブル依存症を回避しましょう。
またギャンブル依存症と自覚している場合には、なるべく早くに専門の医療機関や行政機関に相談してください。
手遅れになる前にきちんとギャンブル依存症から脱却しましょう。